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2009年06月29日

59.別れ・・・そして夢へ(16)

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「ダメよ、私なんかを目標にしてちゃ。もっと上を目指してもらうんだから。」恭子がピシャリと言った。

「もっと・・・上ですか?」ため息でもつきそうな声ではるかが答えた。

「ワールドチャンピオンを何度も取り続けて、あなたの後輩に目標を残してあげなきゃ。」しおりに頬擦りしながら恭子が言う。

「そんな先のことまで・・・。」はるかは、荷が重いと言わんばかりの表情だ。

「そう。今までだって、あなた自身がそうして来たんじゃない。小学4年生の時の気持ち、忘れちゃったの?」

はるかは小学4年生の時に、F1日本グランプリでBMMに直談判し、育成プログラムへの参加を勝ち取った。そしてその後も着実にステップアップを続けてきた。

「少し感傷的になりすぎてるわよ。はるかちゃん。」恭子がおどけたように睨んで、そして笑った。

「そうですね・・・。目が回るくらい、毎日変化が激しくって。」はるかが本音を吐いた。

そして、キッとした眼つきに切り替えて、

「まずは恭子さんがワールドチャンピオンを決めてくれないと、私も張り合いがありませんからね。」と言い返した。



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posted by 北乃 道晴 at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 059.別れ・・・そして夢へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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